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やわらかチョコケーキ ストロベリー 分類 : アクセサリ/手系 2009年2月ガチャ@セルフィ「ラブリー・スウィートハート」スウィート通常版
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《半分に割った板チョコ》 イベントカード 使用コスト1/発生コスト2/青 [メイン/相手] 相手のキャラ1枚を指定する。このターン、指定したキャラと同じ名称の全てのキャラは、アプローチに参加することができない。 恋と選挙とチョコレートで登場した青色のイベントカード。 相手キャラ1枚を指定することで、同名キャラ全てのアプローチを封印する効果を持つ。 《ほんとの名前》と比べると、相手の場にいる全ての同名カードを対象にできるようになった。 相手がキャラ統一デッキなら、このカード1枚でアプローチを完全封印できるため強力。 場に1枚しかいないキャラを指定しても、ピンポイントで封印できるため使えないことはない。 カードイラストは第7話「合宿!」のワンシーン。 関連項目 《ほんとの名前》 収録 恋と選挙とチョコレート 01-112 恋と選挙とチョコレートスターターデッキ 01-112 編集
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最新世代の情報はポケモン対戦考察Wikiを参照してください。 No.134 タイプ:みず 特性:ちょすい:水タイプの技を無効化し、最大HPの1/4を回復 入手可能ソフト:コロシアム/FR/LG/XD/ダイヤモンド/パール/プラチナ/HG/SS 高耐久単水 HP 攻撃 防御 特攻 特防 素早 シャワーズ 130 65 60 110 95 65 ミロカロス 95 60 79 100 125 81 スイクン 100 75 115 90 115 85 ばつぐん(4倍) --- ばつぐん(2倍) でんき/くさ いまひとつ(1/2) ほのお/みず/こおり/はがね いまひとつ(1/4) --- こうかなし --- ※特性「ちょすい」により、みず無効 うそなき、あまえる、アクアリング、とける、ねがいごと、あくび、ほえる、バトンタッチなど、 水ポケモンの中でも、特に補助技が豊富。 耐久型やサポートといった役割が多いが特攻も110と高く、 普通に殴っても結構強い。先制技もあってアタッカーとしてもそこそこ優秀。
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Recipe050 よね ジル ドクウォル フュシャ 作品 奈菜 爺 実際に読む(リンク) 前話アトリエ女王 次話マシュマロインパクト 概要 超弩級連続投下第7話 大人気ない大人と子どもらしい子供達 レシピ追加 無 登場キャラ 登場 ジル フュシャ ドクウォル 奈菜 よね 元ネタ解説 161 AA作品「 うゐのおくやまけふこゑて 」の一幕より 169 ジル「山田ですが何か?」 三国無双シリーズに登場する武将「張遼」の無双乱舞の雄叫びが「山田ぁぁぁぁ」と聞こえる空耳からのパロディ。 「遼来来」 とは 張遼が来るぞ という意味。そう言えば泣く子も黙ったという逸話もある。 171 フュシャ「ステーーーーーーップ!!?」 AA他はFLASH作品「 なつみSTEP 」より。一見普通の癒し作品だが、その真相かはたまた思い込みは左の解説サイトへのリンクを参照のこと。 バールのようなもの とはTV等の報道で主に窃盗事件において鍵をこじ開けた工具がバールに近いものであると推測される際に使われる表現だが、 2chでは断じて単なるバールではない神聖な バールのようなもの という認識がされている。 噂では伝説の聖バール「エクスカリバール」が存在していたり、 理論物理学を習得すれば その力を最大限まで引き出せるらしい。
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No.085 くだもの ポケモン たかさ 2.3m おもさ 170.0kg グラフィック 正面 背面 アイコン 使用パレット *** Pallet 2 FRverグラフィック 正面 背面 アイコン 図鑑説明 アボカドが しんかして バナナになるとか そんなバナナ はなしが あるだろうか。 FRver図鑑説明 しんかの ひほうをつかい さいきょうの ちからをてにいれた きゅうきょくの バナナ。 タイプ くさ・あく 特性 しんりょく/せいしんりょく 進化 アボガド ↓(Lv.33) バナナ ↓(Lv.41) ンナバナナ 備考 \もうね、アボカド/ \バナナかと/ ┌┐ ヽ / / γ⌒^ヽ / / i / ヽ | (,,゚Д゚) / (,,゚Д゚) |(ノi |) i (ノDole|) | i i ゙、 ノ \_ヽ_,ゝ U"U U" U ギコぐるみ【ぎこぐるみ】 着ぐるみを身に着けたギコ猫AAシリーズを総称して「ギコぐるみ」と呼ぶ。 その種類はすでに膨大で、モナー板「ギコぐるみを集めるスレ」では日夜 新たなるギコぐるみが収集・開発されている。 その中でも比較的汎用性がありメジャーな部類に入るのが、 ここで挙げたアボカド型とバナナ型ギコぐるみである。 「もうね、アボカド」「バナナかと」と言っているが、これは 吉野家コピペの一節「もうね、アホかと。バカかと。」を もじったダジャレである。
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「シャワーシーンの怖い映画は『サイコ』のシャワー、これで私は最後シャワー!」 【名前】 シャワーバンキ 【読み方】 しゃわーばんき 【声】 鶴ひろみ 【スーツ】 中川素州 【登場作品】 炎神戦隊ゴーオンジャー 【登場話】 GP-38「乙女ノホンキ」 【所属】 蛮機族ガイアーク 【分類】 蛮機獣/害水目蛮機獣 【作製者】 害水大臣ケガレシア 【作製モデル】 シャワー(ジョウロ状の無数の小さな穴から湯や水を出して浴びるための道具) 【口癖】 「シャワシャワー」「~シャワー」 【注1)】 酸性雨の調合を間違えた場合、男性だけを動けなくしてしまう雨を降らせる事が稀にある 【注2)】 更に強化したスーパーウルトラゴージャス酸性雨を降らせれば、頑丈な橋も一瞬で溶ける 【詳細】 ケガレシアが「シャワー」をモデルとして製作した害水目蛮機獣。 頭部に巨大なシャワーを有し、周囲を溶かす酸性雨を降らせ、更に胸部水栓の調整で熱湯シャワーを出す事が可能となる。 街中に出現すると酸性雨シャワーで全てを溶かそうと目論み、ゴーオンジャー、ゴーオンウイングスが駆け付ける。 強力な筈の酸性雨を浴びても両者は全く溶ける事などなく、マンタンガンとウイングブースターによるゴーオンキャノンボールで吹き飛ばされてしまう。 ヘルガイユ宮殿に帰還後、ケガレシアが酸性雨を調合し直し、スーパーウルトラゴージャス酸性雨シャワーの実験に自動車を溶解する。 駆け付けたイエローとシルバーを迎え撃つが、2人の「男性陣が固まった」という話を聞き、ケガレシアに報告しようと通り雨で2人を惑わせて撤退した。 ケガレシアの思い付きにより動けなくなった男性陣の始末を目論み、蛮機兵ウガッツと共にギンジロー号に襲い掛かろうとする。 早輝の仕掛けた落とし穴に引っ掛かってしまい、その隙に逃げ出したギンジロー号を追い詰めるのに先回りし、山中の橋を溶かす事でギンジロー号を停車させ、内部に侵入したウガッツに男性陣を襲わせるが、実は早輝の機転で男性陣は逃走中に街中のマネキンと入れ替わる。 その後、ゴーオンプリンセス(イエロー、シルバー、ベアールソウルをセットしたゴローダーGT)を迎え撃つ。 スーパーウルトラゴージャス熱湯シャワーで攻撃するが、2人の連携とゴローダーGTの攻撃に押され、プリンセストリプルアタックに怯み、酸性雨シャワーを繰り出すもシルバーのフリージングダガーとイエローのバレットクラッシュによって破られてしまい、「プリンセストリプルパンチ」により敗北。 その直後、ビックリウムエナジーによって産業革命を起こして巨大化する。 酸性雨シャワーの効果が切れた男性陣は元に戻り、3体の炎神(スピードル、バスオン、キシャモス)の攻撃に怯み、セイクウオーガンパードやガンバルオージェットラスが誕生し交戦、最期はセイクウオーガンパードの「ガントリーガンファイヤー」、ガンバルオージェットラスの「トラバルカッタースラッシュ」を連続で受け爆散した(上記の台詞はその際のもの。)。 【余談】 頭部と両肩に古い銅製のシャワーヘッド、両腕や太腿に普通のシャワーヘッド、脛の横に昔の手洗い所の蛇口、胸部にカランが付いている。 デザイナーの酉澤安施氏によれば、「体色は基本をホーロー製の浴槽から白くし、緑色の部分で水流のイメージを持たせた」らしい(DVDの映像特典の「ゴーオンギャラリー」より)。 声を演じる鶴ひろみ氏はスーパー戦隊シリーズでの出演は初となる。 2017年11月に亡くなり、スーパー戦隊シリーズは最初で最後の出演となった。
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0100頃 Logic or Magic ◆vV5.jnbCYw ヴァイオレット・ボードレール、明智小五郎、芦川美鶴
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《シャワー》 イベントカード 使用コスト0/発生コスト1/赤 [メイン/両方] キャラ1枚は、ターン終了時まで+10/-10を得る。 電波女と青春男で登場した赤色のイベントカード。 キャラ1枚のAPを10上昇させ、DPを10減少させる効果を持つ。 対象制限は一切なく、自分キャラ・相手キャラの両方に発動可能。 自分キャラに使えばAPを上昇させる効果を生かせ、相手キャラに使えばDPを減少させる効果を生かせる。 コスト0なので汎用性が高く、状況に応じて使い分けられる。 両方のターンでも使えるので、コンバットトリックの中では使い勝手がいい。 しかし、タイミングを間違えると逆にデメリットととなるのでよく考えて使いたい。 カードイラストは版権絵。 収録 電波女と青春男 01-100 パラレル 編集
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No.134 シャワーズ 133 イーブイ ← 134 シャワーズ → 135 サンダース 色違い
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お父さんとお母さん、それから三人のお姉ちゃん、こなた、みゆき、あとクラスの友達何人か。 そして今、 「……一つ余っちゃった」 放課後の教室で、つかさは何やら眉間に皺を寄せている。 「どったのつかさ?」 帰る準備を済ませたこなたが話しかけた。 「バレンタインのチョコなんだけど、一つだけ余っちゃって」 「あー、沢山作ったって言ってたもんね」 「仲の良い人にはもう配っちゃったし……どうしよっかな」 「自分で食べたら?」 「せっかくだから、人に食べて貰うのがいいんだけど……」 かといって見ず知らずの人間にホイと渡すわけにもいかず、つかさは困り顔だ。 「じゃあさ、こういうのはどう?」 何か思いついたか、こなたが人差し指を立て、ぐるりと教室を見渡した。放課後の教室は半分以上の生徒が帰るか部活動に行くかして、人気はまばらだ。 「今からそこの後ろのドアで最初に出るか入るかした人に進呈するの。誰が貰えるかお楽しみのルーレット方式だね」 「でもそれって、人によっては迷惑じゃ……」 「バレンタインにチョコ貰うのが迷惑って人は稀少でしょ。それにこの教室に出入りするなら知ってる人がほとんどだし。義理チョコだから問題無しだよ」 「うーん……じゃあもうそれでいっかな」 「決まりだね。さーて、棚ぼたでつかさのチョコをゲットするラッキボーイorガールは誰かなー?」 そういうわけで、こなたとつかさは二人して教室後ろのドアに注目する。 二、三分経った頃。廊下の方から誰かが歩いてくる気配。そして後ろのドアが開く。 「WAWAWA忘れ物~♪」 つい口ずさむというより、何かしら義務感にかられたかのようにその歌をうたいながら、一人の男子生徒が教室に入ってきた。 「おう、セバスチャンではないか。おめでとー」 「セバ? え、何?」 セバスチャンこと白石みのるは、教室に入った途端おめでとうと言われて目を点にする。 「あの白石君、これ」 つかさがラッピングされたチョコを差し出した。 「え、これって――」 「変な希望抱く前に言っておくけど、義理中の義理だからね。私も同じチョコ貰ったから」 白石が何か思うよりも早く、横から割り込んだこなたが釘を刺す。 「あ、そう……です、か……」 心なしかガックリしたように、白石が肩を落とす。 「まあ、義理でもありがとう。でも何で? 柊とはあんま話したこととかないだろ」 「うん。余ったから」 「余った……?」 「沢山作って一つ余っちゃったから、どうしようって考えてて。たまたま白石君が来たから」 つかさに悪気は一切無い。ただ素直に聞かれたことに答えているだけである。 「はぁ……そうですか」 引きつった笑みを浮かべながら、白石は頷く。 「そんじゃつかさ、帰ろうか」 「うん」 用件が済んだので、つかさもこなたも早々に教室を出て行った。 「……」 白石はしばらく教室で佇んだ後、小さくため息をついた。本年度のバレンタイン、唯一のスコアが余り物というのはさすがに一抹の寂しさを覚える。 「でもまあ、貰えただけでも良しかな……気を取り直していこう。今日はこれから仕事もあるし」 某スタジオ。白石みのるは控え室で自分がアシスタントを務めるラジオ番組『らっきー☆ちゃんねる』の収録待ちをしている。 「凝ってるなぁ……こりゃ確かに義理って言われないと誤解しそうだ」 学校でつかさに貰ったチョコを、包みを開いて眺めていた白石が呟く。大きなハート型の手作りチョコ。チョコ自体にも手間暇かけているのが分かるし、ラッピングも力が入っている。 「これを余るほど作ったのか……柊って職人型の人間なのかな……」 などとどうでもいいことを考えながら、チョコはまだ食べずに眺めるだけに留めておく。せっかくだから家に帰ってから味わって食べようと考えていた。 と、その時。誰かが来る気配がした。何となく白石はチョコの蓋をしめ、鞄に仕舞い込んでしまう。 控え室に入ってきたのは、白石の先輩で同じラジオの出演者、アイドルの小神あきらだった。 「おはようございます!」 間髪入れずに元気良く挨拶する白石。 「ああ、おはよーさん」 不機嫌というより少し疲れた様子のあきらは、手をプラプラと振って挨拶を返す。 「あきら様、どうしたんですか? 少しお疲れみたいですけど」 「別に。ここんとこ仕事忙しいから。あー、喉乾いた。コーヒー買ってきて。微糖の」 「は、はいっ! すぐに!」 言われるや否や、白石は風を巻くようにして控え室を飛び出していった。 「……はぁ」 一人になった控え室で、あきらは大きなため息をつきながらソファに座り込んだ。 しばらくぼーっとしながら天井を見上げるなどしていたのだが、 「……ん?」 近くに置かれていた白石の鞄から、何か派手な模様の紙切れみたいな物が覗いているのに気付いた。 「……」 あきらは無遠慮に手を鞄に突っ込み、それを取り出す。赤色基調のラッピングをされたハート型の箱。 それを見た途端、あきらのこめかみが微かに震えた。 努めて無表情のまま、あきらは箱の蓋を開ける。中に入っているのは、当たり前だがチョコレート。手作りの。 中も外も、一目見て相当な手間暇掛かっているのがよく分かる。一分の隙も無い、見事なバレンタインチョコだった。 「……」 あきらはじっとチョコを見ていた後、そのまま蓋を閉じ、元通り鞄の中へ戻した。終始無言無表情である。 控え室のドアの外から、駆け足の音が近付いてきた。 「買ってきましたー!」 ダッシュで往復してきたのだろう。肩で息をしながら控え室に入ってきた白石は、恭しく缶コーヒーを差し出す。 あきらは無言でそれを受け取り、プルタブを開け、グッと一息で飲み干し、空き缶を白石の額に投げつけた。 「痛っ!?」 「かたしといて」 それだけ言って、あきらは控え室を出て行った。 軽快なリズムのテーマ曲が流れ、ラジオ『らっきー☆ちゃんねる』収録スタートだ。 「おはらっきー☆ 小神あきら様のお送りするらっきー☆ちゃんねる! 今週も元気良く参りましょう! アシスタントの白石みのるでっす!」 高校生ながらさすがに場慣れしてきた白石は、緊張に固くなることもなく順調な滑り出した。 しかし、 「……」 マイクを前に頬杖を突き、ムスーっとした表情で黙っているのは、肝心の小神あきらだった。 「あ、あの、あきら様……?」 「……」 白石とは目も合わせようとしない。 「で、では行きましょう。まずは――」 戸惑いながらも、白石が何とか場を繋いでいく。 あきら個人の不機嫌から来るアクシデントは、この番組では割と頻発する。だがそういうのもある意味で番組の売りの一つであったりした。実際視聴者からも「素で怒鳴るあきら様が可愛い」「ツンギレ萌え」といった意見が多い。 しかし今日のこれはあきらかに異質だった。いつもなら白石をいびるか、あるいは八つ当たりするのがパターンなのに、何も言わず、一切絡もうとしない。番組を放棄しているかのようだった。白石もスタッフも困惑している。 「そういえばこれを収録してる今日はバレンタインだったんですよね」 トークの中で白石が何気なくそれを口にした途端、あきらがピクリと反応した。それを見た白石は何を勘違いしたのか、ここが攻めるべきポイントだと目を光らせた。 「やっぱりあきら様も誰かにあげたりしたんですか? あっ、それともファンからトラック一台分とか送られてきてたりして! 女の子が男の子にあげると限りませんしねー。どうなんでしょうあきら様、そのへんは――」 「黙れ」 小さく、だが地に響くようにハッキリと、あきらはそう言った。蛇に睨まれた蛙のように固まった白石は、それでも何とか口を動かす。 「あ、あはは……や、やっぱりあきら様はみんなのアイドルですもんね。バレンタインチョコは、ファンのみんなに気持ちだけ――」 「黙れっつってんのよ」 「っ……」 白石の背中を、嫌な汗が滝のように流れる。これはもうさすがにNG出されるんじゃないだろうか、と思いスタッフの方を見ると、あきらから見えない位置で、フリップに指示が書かれていた。 『バレンタインの話を続けろ』 (……マジっすか?) マジらしい。コンマ一秒の間に心の中で何十回か躊躇いを繰り返した後、白石は深呼吸を一つした。 白石、あえて火中の栗を拾うか。 「あきら様は、何かバレンタインの思い出とかあったりします? 僕はですねぇ――」 「黙れっつってんでしょーがこのトーヘンボク!」 「ひぃっ!?」 前触れも一切無く、いきなり発火点に達した。 「あんたみたいなペーペーが私の言うことに逆らおうなんて百年早いのよ! 何がバレンタインだよ、くっだらねー!」 怒鳴られ身を縮めながら、白石は内心ホッとしていた。ようやくいつものあきらだ。スタッフもきっとホッとしている。 「あんなもん、どーせ聖人の命日を利用してどっかの菓子会社がもっともらしく理屈付けて流行らせようとしたのが定着しただけでしょーが! 有象無象の男女どもがイチャイチャベタベタうっとうしいったらありゃしない!」 「い、いやでも、年に一度のイベントですし、盛り上がるのも悪くないのでは――」 「あぁ?」 口を挟んだ白石に、あきらは鋭くメンチを切る。 「一度ならず二度までも異論を挟もうってか? 随分と偉くなったな白石ぃ?」 「いやいやいやいや滅相もない! 決してそのようなつもりではありませんですハイ!」 「……けっ」 あきらは腕を組んで座席に深々ともたれ掛かる。そのまま白石にジロリと視線を向ける。 「どーせあんたも、浮かれたバレンタインを過ごしてたんでしょーが」 「え……?」 「あーやだやだ! 私バレンタインとか何が良いのかサーッパリ分かんない! チョコレートなんて食いたきゃ自分で買えばいいのに」 「いやでも、人から貰えるとやっぱり嬉しいですよ?」 その一言で、目には見えないがあきらの不機嫌オーラがまた一段階変わった。が、白石は気付かない。 「ふぅん……嬉しいんだ?」 顔にも声にも感情を出さず、あきらは問う。 「ええ。僕なんてあんまりもてないから、その気持ちも滅多に味わえないですけどね」 「へー、そう……で、今年はそれを味わえたわけ?」 「え? ええ、まあ」 「……ハッ! どーりで。今日は無駄に元気が良いわけだ。よかったねー、白石。本命チョコ貰うなんて、あんたの一生じゃ一度でもあるかないかでしょう」 「いや本命は無いですよ。貰ったのは義理を一つだけです。しかも余り物の」 「……え?」 一転してキョトンとなるあきら。白石はそれにも気付かず貰ったチョコについて説明していく。 「何か作りすぎたらしくて、たまたま僕にくれたんです。義理って言われなきゃ本命と勘違いしそうなぐらい凝ってるバレンタインチョコでして――」 話を聞くにつれ、あきらの顔が徐々に徐々に赤くなっていく。怒りのためではない。 「――とまあ、そんな感じです。唯一のチョコが余り物ってのは、ちょっと寂しいですけど。貰えただけでもやっぱ嬉し……って、あれ? あきら様? あの、どうかしたんですか?」 あきらはテーブルの上に顔を突っ伏し、プルプルと震えている。何か頭から湯気が上がっている。 「あの、あきら様? ひょっとして具合悪くなったとか――」 「うが――――っっ!!」 顔を真っ赤にしたあきらが、大声で吼えながら白石に掴みかかった。 「うわああ!? ちょっ、あきら様落ち着――」 「うるさーいっ!! 何でこの私があんたのバレンタインのチョコなんていちいち気にしなきゃいけないってのよーっっ!!?」 「ええっ!? だってそれ聞いたのあきら様じゃ――」 「うっさい! 死ねこのアホ白石!!」 「満開痛ェ!!」 とうとうあきらは拳を使い出した。攻撃は一発に留まらない。襟首を掴んだ状態から足払いをかけて転ばせ、マウントポジションに持ち込み掌で白石の両耳を繰り返し殴打する。打撃によって三半規管を狂わせる、バーリトゥードの戦法だ。 白石は亀のように身を縮めて防御する。反撃など出来るはずもない。ずっとあきら様のターン! あきらから白石への暴力行為は番組が面白いうちは周囲も黙認なのだが、さすがにこれは危険と見られ、数人のスタッフがあきらを取り押さえて収録は一旦休止となった。 「はぁ……えらい目に遭った……」 すっかり普段の時間より遅くなった収録後。スタジオ内のベンチで少し休憩しながら、白石は一人ごちた。 結局あの後、収録はやり直しになった。二回目の収録ではあきらもそつなく仕事をこなし、白石はじめスタッフ一同を安心させてくれた。 が、あきらの機嫌が直ったわけでは無論なく。白石は終始冷や汗をかきっぱなしだった。 「にしても、何でまたバレンタインであんなに突っかかるんだか――」 「白石」 「~~っ!!」 不意に投げかけられたのは、間違いなくあきらの声。白石は声にならない叫びを上げつつ一瞬で起立し、そちらへ向き直る。果たして小神あきらがそこにいた。 「あ、あきら様! どうしましたか!?」 「……そう構えないでよ。さっきは悪かったから」 「え?」 白石は一瞬、自分の耳がおかしくなったのかと思った。 あきらは白石から目をそらしながら、不機嫌というよりどこかバツの悪そうな顔をしていた。 「体、大丈夫?」 「え? あ……ああ、はい! 全然大丈夫っスよ。慣れてますし。あきら様の力じゃ、叩かれてもあんまり効きませんから」 実際は痛いのも何発かあったが、もちろんそんなことはいちいち言わない。それより今注目すべきなのは、 (ど、どういうことだろ……あのあきら様が、何かしおらしい……?) 普段が普段なだけについ「何か企んでいるのでは?」などと邪推してしまう。 「何よ、人の顔じろじろ見て」 「い、いえ、何でもないです」 「……まあ、何だ。とりあえず…………今日は、ごめん」 「……」 小神あきらが白石みのるに、素直に謝っている。 (嘘だ――――っ!!?) 驚愕という言葉すら足りないこの事実に、白石は近日中に日本全土を天変地異が襲わないか、本気で心配して気もそぞろだった。気象庁に警戒を呼びかけるべきだろうか。いや、場合によっては世界規模の―― 「……お前、もうちょっと考えてること顔に出ないよう努力しろよ」 「へっ? あっ、いえ、決してやましいことは何も――」 「別にいいわよ。自分でも似合わないって分かってるし……」 あきらはため息を一つついて、さっきまで白石が座っていたベンチに腰掛けた。 「白石」 「は、はい」 「コーヒー買ってきて。ブラックの」 「あ、はいっ。すぐ行ってきます!」 ダッシュで自販機のある所まで走っていく。といっても近くなので、すぐに戻ってくるだろう。 あきらは天井の蛍光灯を眺めながらじっとしている。 三十秒と少しで、白石は戻ってきた。 「買ってきました」 あきらは黙ってそれを受け取る。 「白石」 「はい?」 「ブラックっつったろ」 「あっ……」 うっかり収録前に買ったのと同じ微糖のボタンを押したらしい。 「す、すみませんでしたーっ! すぐ買い直して――」 「いいよ。めんどくさいからこれで」 プルタブを開け、煽る。 「……ふぅ」 飲み終わった缶を、しばらく手の中で弄ぶ。白石は微妙に警戒した面持ちだ。また空き缶を投げられるのではと思っているのか。 「んじゃ、私帰るわ」 立ち上がる。缶は手に持ったまま。 「あ、はい。お疲れ様でした!」 白石はビシッと背筋を伸ばしてから、深々とお辞儀する。 「白石」 「はい?」 呼びかけ、ふっと上がった白石の顔に向けて、あきらがまた何か投げつけた。 「うわっ!?」 不意打ちに驚いた白石だが、優しく投げられたのか全く痛くはない。そもそも空き缶の感触ではなかった。 「え……?」 白石の額に当たって地面に落ちたのは、小さな箱だった。パステルカラーの包装紙で、いかにも素人がやったらしいラッピングがされている。 「これって……チョコレート?」 白石が呆然としてそれを拾い、視線を上げた時、そこにはもう誰もいなかった。 おわり コメントフォーム 名前 コメント アニメに出た「男に渡すと誤解される義理チョコ」はやはりトラブルの元でしたかー -- 名無しさん (2011-04-13 07 52 20) あきら様GJ! -- 名無しさん (2010-05-21 21 22 28) 良作。 あきら様ツンデレだナーw -- 白夜 (2010-02-22 00 19 05) あきら様萌えるw -- 名無しさん (2010-01-22 18 37 24) ハマる -- 名無しさん (2008-07-06 16 14 06) ストーリーの流れがうまいくてGJです -- 名無しさん (2008-04-04 23 20 54) 素晴らしかった! -- 名無しさん (2008-04-04 17 59 58) 傑作!! -- 名無しさん (2008-03-27 13 27 36) これは良いあきら様…最大限のGJを! -- 名無しさん (2007-07-20 10 03 52)